出産 お別れ
病院の配慮で個室を用意してもらえました
入院中ほかの妊婦さんや赤ちゃんの遭遇することはあったけど
大部屋じゃなくてよかったです
耐えられないです
担当してくれた助産師Aさんはすごく優しかったです
なんでこんなに他人に寄り添えるんだろう
気持ちも体も弱っていたのでありがたかったです
処置は病室に通されてそんなに時間経たずにはじまりました
まずはエコーを見て
浮腫なくなってないかなって僅かに期待するもやっぱり浮腫はそのままで
これからお別れするのに無邪気ににこちゃん足バタバタしていて元気で
いちこちゃんは先に浮腫み始めたから
にこちゃんより浮腫んでいて
動きが重そうで苦しいのかな?
2人がそれぞれ生きている姿をみるのが、これが最後になりました
先生からはシスティックヒグローマと言われました
初日の処置は子宮口を広げる為に吸水性のある固くて細いスポンジのようなものを何本か入れて拡張し
夕方に本数増やして夜は痛くて眠れなくて眠剤をもらいました
飲むのに罪悪感を感じました
2日目は3時間ごとに促進剤の膣錠をいれて
いちこちゃんとにこちゃんを出産したのは昼過ぎでした
出産後わたしの体調が、あまりよくなくすぐに双子とは対面できませんでした
旦那は出産するときもずっと傍にいてくれました
旦那だって辛かっただろうに
本当に旦那があなたでよかったです
こんな経験させてごめんよ
情けないことに少し双子に、会うのがこわかったんです
ちゃんと産めてないかもしれない
ネガティブなことばかり考えてました
2人ともごめんよ
体調が落ち着いたから私たちの両親にも会い
わたしが少し休んでいた時
互いの父は泣いていたそうです
心苦しかったです
夜になりわたしたちは双子に対面しました
可愛い我が子でした
数時間前の自分を恥じました
何をおそれることがあったのか
この時で15週で掌におさまる可愛い子でした
輪郭が旦那そっくりで
旦那に似た可愛い子たち
はじめまして。
私たちのもとによくきてくれたね
可愛いね
がんばったね!
沢山声かけました
O先生は入院中何度も様子を見にきてくれました
時々ブラックジョークを加えて
3日目に退院して双子は家は連れて帰りました
たった1日ですが家族4人で過ごすことができました
双子たちに手紙を書きました
4日目火葬場へ行きました
お互いの両親も来てくれて
私たちはまだ袖を通していない喪服を初めて我が子のために着ることになり複雑な気持ちでした
みんなで一輪ずつ花を添えました
ぬいぐるみや手紙、折り紙も一緒に
待ち時間は長く感じました
小さかったこともあり骨は残らないんじゃないかと思っていましたが
小さいながらにありました
お互いの両親とも必死にかき集めてくれました
ありがとうお父さんお母さん
孫だもんね
ごめんよ
一部をメモリアルペンダントとして持ち歩いています
色んなデザインがあるんですね
肌身離さずいられるのが嬉しいです
いちこちゃんにこちゃん次も2人できてくれるかな?
母は会いたいです
この期間は壮絶すぎて思い出すのがつらいです